「多良間(たらま)島 八月踊り」

 

はいたい!ぐすぅよぉ ちゅううがなびら!(みなさん!こんにちは!)
10月に入り、吹き抜ける風が心地よく感じる季節となりました。南国沖縄に短い秋の到来です♪



さて、美らっくRAC第5弾は、多良間島の「八月踊り」をご紹介します。


多良間島は、宮古島と石垣島のほぼ中間に位置する小さな島で、人口約1300人、周囲20km、珊瑚礁と島一面に広がるさとうきび畑など、手つかずの自然が多く残されたのどかな島です。
また、多良間島は自然だけでなく伝統文化も大切に守られており、「日本で最も美しい村」連合にも加盟しています。

 


 

その代表的な祭りが、「八月踊り」です。
八月踊りとは、多良間島の豊年祭で、国の重要無形文化財に指定されています。
毎年旧暦の8月8日~10日の3日間、集落内二カ所の御願場所で盛大に開催されます。


 

八月踊りの由来は、琉球王朝時代、人頭税制度に苦労した島民が、神前で皆納報告と一年の五穀豊穣を祈願して踊り、無事に納税を終えた喜びを分かち合ったことだといわれています。

今年の八月踊りは、9月20日~22日に開催され、わたくし佐久間と亀谷が行ってきました!

この3日間、踊りが披露され、色鮮やかな衣装を身にまとい、古くから伝わる民俗踊りや沖縄本島から伝わった組踊りなどが多良間風にアレンジされ披露されます。
かつては、15歳以上の「正人」(男性)のみが演じていましたが、近年では文化継承のため、島の小さな子供たちも出演するようになったようです。


一年を通して稽古を積み重ね披露される曲は、全54曲。
その出来栄えは人々を魅了します。

舞台裏も覗かせてもらいましたが、地謡座と呼ばれる6名が入れ替わりで三線を弾きながら歌い、息の揃った演奏は圧巻。

また、支度座の担当者が衣装や小道具の準備、そして着付けや化粧の手伝いをしており、出番前の慌ただしい様子や出演者の緊張した面持ちを垣間見ることが出来ました。

 



各演目前には、司会者が出演者の紹介をしてくれます。
例えば、気迫溢れる空手を披露した少年の時には、今年の空手の大会で数々の優秀な成績を収めたこと、来年は進学により多良間島を出る為、今年が最後の出演になることが伝えられます。


観客席からは、「頑張れよ~」というエールが送られ、島民の愛情が感じられる瞬間でした。



また、演目の間の狂言では、多良間方言でユーモア溢れる芝居が繰り広げられ会場が笑いに包まれます。

聞き慣れない方言は、まるで外国語のようですが、表情や演技を通して感じ取ることが出来ます。

突然観客席から地元のおじいが出演者にお酒をふるまうハプニングもあり、微笑ましくアットホームな雰囲気になることもしばしば。そして、八月踊り一番の大舞台となっている組踊りは、首里方言で雄大な物語が丁寧に演じられており、出演者の堂々とした姿に目を奪われます。


このように八月踊りでは様々な演舞や芝居が繰り広げられ、島中が笑顔と活気に満ち溢れます。
島民が一丸となって取り組み、盛り上がる伝統行事を是非多良間島でご覧になってみてはいかがでしょうか。


自然と人情味あふれる多良間島へめんそ~れ~♪

 



    




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