『RAC DHC8-Q100型機のご紹介』


沖縄は桜花から葉桜へ、暖かな短い春を迎えております。
4月は新生活が始まる季節。新しい環境に毎日ドキドキ、ワクワクの日々を送っている方も多いのではないでしょうか。

 

さて、美らっくRAC第19弾は、「RAC DHC8-Q100型機について」をご紹介します。

 

DHC8-Q100型機(通称:ダッシュエイト 39人乗り)は、今から約20年前、1997年に日本で初めてRACに導入されました。それまでのDHC6型機(通称:ツインオッタ― 19人乗り)からの機材更新は、就航前から地元やメディアの注目を浴びていました。

 

 

機体は青と黄色の南国カラー、尾翼には沖縄らしいシーサーが描かれ、1997年4月15日、那覇=与論線で初就航を迎えました。尾翼のシーサーは、左側と右側でデザインが違うのはご存じでしょうか。口を開けているメスは幸せを運び、口を閉じているオスは幸せが逃げないように守るという意味があり、沖縄では対で描かれることによって縁起が良いとされています。

 


 

初便は満席での運航、地元のお客さまも多くとても大盛況でした。
初便を担当した客室乗務員に話を聞いたところ、「当時はそれまでの機材の19人乗りから39人乗りへと一気に飛行機が大きくなり、お客さまがとても多く感じました。緊張はしましたが、機材が大きくなりお客さまに喜んでいただけてとても嬉しかったのを覚えています。」と話していました。
今では現在活躍しているQ300、また新機種Q400CC(カーゴ・コンビ)も50人乗りとなり、RACの成長を感じます。

 

 

 

日本で保有している航空会社が数少ないダッシュエイトは、いつも「初めて搭乗する!」というお客さまが多く、そのたびにQ100型機特有である機内前方の対面シートや後方の5人掛けシートを見て、お客さまが「電車みたい」「バスみたい」とさまざまなリアクションをされ、戸惑いながらも、楽しんでお座りいただいている光景をよく目にしました。お客さまとよく会話が弾んだものです。

 


 

また、飛行高度が低く、機内の窓からは航路上の島々や景色が大型機に比べより近くに楽しめることも好評で、観光目的でご利用のお客さまだけでなく、地元のお客さまにも喜んでもらうことも多くありました。その結果、ご搭乗時には「プロペラ機に初めて乗るので少し怖い」と不安がるお客さまも、降りる頃には「快適でした」や「プロペラ音が心地良かった」と笑顔になるお客さまもいらっしゃいました。

 

お客さまとのたくさんの思い出を乗せたダッシュエイトは、これまで沖縄の空を約20年間飛び続け、今年の2月22日、804便(宮古=那覇線)で惜しまれつつも、定期便としてのラストフライトを迎えました。
最後の定期便に乗ろうと、飛行機好きのお客さまや地元のお客さまで溢れ、とても賑わいました。就航当時から変わらずみなさまに愛されていることを改めて感じ、とても嬉しく思います。たくさんのご愛顧を賜り社員一同心より感謝申し上げます。

 

ダッシュエイトが退役してしまうのは非常に寂しいですが、これからは新機種Q400CC型機で多くの皆さまとのふれあいを大切に、就航先の島々を結ぶ架け橋として、お客さまには快適に安心してお過ごしいただきけるようより一層努めてまいります。
これからもどうぞ宜しくお願い致します(^o^)丿

 

 

 

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